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大阪府・大阪市・兵庫県「空飛ぶクルマ社会実証補助事業」の実証実験を実施しました

2024.2.5

  • プレスリリース

大阪府・大阪市・兵庫県「空飛ぶクルマ社会実証補助事業」の実証実験を実施しました

- 大阪・関西万博まであと 454 日!「空飛ぶクルマ」の安全で効率的な運航に向けて -

 Qsol株式会社(福岡市中央区 代表取締役社長:犬塚 雅彦)は、2024年1月16日に、三井物産株式会社、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、株式会社JR西日本イノベーションズ、朝日航洋株式会社、小川航空株式会社、Terra Drone株式会社、株式会社ウェザーニューズと共同で「エアモビリティ統合運航管理プラットフォーム(※1)事業」の実証実験を実施しました。  この実証は、大阪府・大阪市・兵庫県からの「空飛ぶクルマ社会実証補助事業」(注1)の支援により、実際にドローンや空飛ぶクルマ(※2)に模したヘリコプターを運航し、システム連携の有効性検証を行ったものです。

■ 実証の概要

 2021年度及び2022年度に実施した運航管理のデモンストレーションに続き、2023年度は新たに航空気象ネットワークや航空機管理システムを追加して、以下2つのシナリオに基づき「エアモビリティ統合運航管理プラットフォーム」上で相互連携する実証を行いました。  ο大阪ヘリポートから森ノ宮V-port(※3)までの通常運航  ο森ノ宮V-portから夢洲V-portへの運航中に、緊急地震速報による大阪ヘリポートへの   経路変更というイレギュラー運航  当日は、「空飛ぶクルマ」の飛行計画や飛行実績の登録、及びV-portの予約や利用状況の確認など、当社サービスの航空機運航・整備管理システム「NAST」(注2)を使用したデモンストレーションを行い、その有効性を検証しました。

■ 今後について

 「空飛ぶクルマ」の飛行には、事故や渋滞を防ぐための安全な運航に向けた情報共有や相互利用が非常に重要です。当社は、これまで培ってきた知識と今回の実証実験の成果を活かし、「空の安全」への更なる貢献を目指します。


<システム全体像>       


<公開実証向けシステム画面(一部)>       


<公開実証実験会場の様子(大阪府咲洲庁舎)>       


用語解説
 ※1 エアモビリティ総合運航プラットフォーム
   空飛ぶクルマ・ヘリコプター・ドローンなどの多種多様な機体の運航計画や位置情報、
   気象情報、航空機情報、離着陸情報等の運航に必要な情報を集約するシステム
 ※2 空飛ぶクルマ
   電動垂直離着陸機の一般名。電動モータで複数の回転翼を回転させ、垂直離着陸できる小型航空機
 ※3 V-port
   空飛ぶクルマが離着陸を行い、運航の拠点となる駅のような場所

 注1) 空飛ぶクルマ社会実証補助事業
  大阪府HP https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=48813
  大阪市HP https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000599923.html
  兵庫県HP https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr10/sorakuru.html
 注2) NAST(Network of Aviation Safety Technology)は航空機の運航、整備に関する情報を一元管理する総合管理システムです。
  https://www.qsolcorp.co.jp/solutions/nast/

 

以上