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生産管理システム「GROTRY(グラトリー)」を発売します

2023.10.6

  • プレスリリース

生産管理システム「GROTRY(グラトリー)」を発売します

熟練者への技術の属人化や熱中症リスクなど工場の“あるある”をAIのチカラで解消

Qsol株式会社(福岡市 代表取締役社長:犬塚 雅彦)は、受注から材料仕入、製造、出荷、売上、在庫、原価計算までをカバーし、“カイゼン”にも対応する製造業向け基幹システム「GROTRY(グラトリー)」を2023年10月から発売します。 これまでの汎用生産管理システムでは、各社で異なる製造工程や在庫管理、原価計算手法に対応できないという問題がありました。「GROTRY」は、柔軟にカスタマイズできる生産管理や販売管理の機能に加えて、AIスケジューラーやIoT連係、スマートウォッチ連係、ダッシュボードなどの独自機能を備えており、人手不足の解消や生産性向上、作業標準化はもとより、技術承継が進まないなど“あるある”な課題を解消し、工場の成長に貢献します。 既に多くの企業から引き合いが寄せられ、数社への導入が決定しています。 当社は、10月17日から千葉県の幕張メッセで開催されるCEATEC2023に「GROTRY」を出展します。 「九州から、日本の製造業を変える。」を合言葉に、生産管理システム「GROTRY」の提供を通じて、全国の製造業を支え、Made in Japanのパワーアップに貢献します。

開発の背景

当社の拠点である九州は、自動車や半導体をはじめとした製造業の工場が多く存在し、「モノづくりアイランド」とも呼ばれています。 中には、製品の製造工程や在庫管理、原価計算の手法などが汎用システムでは対応できない、創意工夫を凝らし〝カイゼン〞を繰り返した結果、既存のシステムが実態に合わなくなり表計算ソフト等で対応している、といった悩みをお抱えの会社も少なくありません。 そこで、多くの製造業の“あるある”な課題を解決するべく、GROTRY(グラトリー)を開発しました。

各機能の特徴

■ AI スケジューラー (当社独自AIが生産計画を自動で立案)
独自AIが製品納期や設備負荷、過去の計画傾向から「生産計画(何を、いつ、どれだけ生産するか)」を自動で作成。
生産計画のノウハウが少数の熟練者に属人化して技術承継が進まない、という“あるある”を解消。

■ IoT連係 (各種センサーを用いて設備の稼働情報を収集)
工場内にある設備の稼働データ(温度、電流、 振動数など)をリアルタイムに取得し、各工程の進捗状況を可視化。
手作業での情報収集と多元管理、という“あるある”を解消。
 

■ スマートウォッチ連係 (作業員の安全と健康をしっかりとサポート)
プッシュ機能によるリアルタイムでの作業指示や作業実績管理に加えて、作業員の心拍データや環境センサーの情報から体調変化を把握。
熱中症など現場での健康不安という“あるある”を解消。

■ ダッシュボード (システム利用者の「あったらいいな」を集約)
1つの画面に、管理部門からの「お知らせ機能」や担当者同士でやりとりできる「コメント機能」、設定した期限を知らせる「アラート機能」、見たいデータを個別設定できる「お気に入りデータ機能」を集約。
必要情報を探す操作が煩雑、という“あるある”を解消。

利用例

組立加工業
品目毎の主な情報(作業手順や使用機械、使用部材など)に基づき、各工程の生産能力に合った生産計画を立案。
また、製造設備からの実績データを収集することで、中間加工品・仕掛品の管理をおこなうことができます。

精密機器製造業
部品や材料ごとの適正な発注管理により、欠品による手待ちや納期遅延を防止。
また、予想原価と製品原価をリアルタイムに比較することで、正確な原価管理をおこなうことができます。

食品製造業
原材料入荷、製造指示、出荷管理などの指示情報に基づいた作業の実績を取得することで、誤出荷や納入鮮度(出荷期限)をトレーサビリティによって管理をおこなうことが出来ます。

以上